Monthly Archives: 3月 2014

ニュース・情報

ファルコンS勝ちのタガノグランパ皐月賞参戦へ

ファルコンSを勝ったタガノグランパは皐月賞に向かう事が決定。
1400~1600に好成績は集中していますが、新馬勝ち直後に挑んだ2000mのラジオNIKKEI賞では上がり最速の0.3差5着もあり、血統的にも父キングカメハメハ、母父スペシャルウィークで、2000が全く無理という感じではありません。

ただファルコンSからというローテーションでの好走例というのもありませんし、普通に考えれば難しい挑戦です。

牝馬ですが、昨年フィリーズレビューを勝ったメイショウマンボがオークスを勝っていて、長めの距離もこなせる血統背景で、1400を勝っていたというパターンとしては似ているかもしれませんね。

NHKマイルが大目標でファルコンSから直行するにはちょっと間隔が開きますし、NZTあたりを使うなら皐月賞へ、といったところでしょうか。

ファルコンSを快勝したタガノグランパ(牡=松田博)の次走が皐月賞(4月20日、中山芝2000メートル)に決定した。

 松田博師は「レースぶりからも2000メートルの距離は持つと思う。オーナー(八木良司氏)と相談して決めた。鞍上は今後調整する」と見通しを語った。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2014/03/28/kiji/K20140328007863390.html

参考・関連レース

スプリングSはロサギガンティア!皐月賞は大混戦に?

スプリングS

1着 ロサギガンティア
2着 アジアエクスプレス
3着 クラリティシチー

異色の2歳王者アジアエクスプレスの復帰が注目されたスプリングSは、3番人気のロサギガンティアが快勝。
出遅れをものともしなかったロサギガンティアとM.デムーロ騎手の立ち回りの上手さが際立ったレースでした。

勝ったロサギガンティアはスタートで出遅れるとすぐに中団までポジションを取り戻し、徐々に進出していくと4コーナーでは先頭を射程に捉える3番手まで上げていました。
中山コースで内を回って4コーナーだけ外からというのは昨年の皐月賞でのロゴタイプとM.デムーロ騎手を思い出しますね。この中山の乗り方は本当に上手いですし、きちっと動いたロサギガンティアもいいですね。
今回は勝負どころでモタついたアジアエクスプレスと、外外を捲ったクラリティシチーが2,3着ですし、乗り方含めた器用さがそのまま差になったような形ですね。
皐月賞は柴田善臣騎手となるようで、今回のように上手くいったM.デムーロ騎手と比べてしまうと厳しいですが、素直に動ける馬の扱いは上手いですし、出遅れ癖のあるような馬のスタートも結構上手い印象があります。

2着のアジアエクスプレスはちょっとズブさを見せましたが、最後まで伸びていましたし、中山の馬場は皐月賞でもこんな感じと想定すると皐月賞でも十分やれそうですね。
ただ朝日杯FS以来の休み明けが影響しただけならいいのですが、やはりあのズブさはちょっと気になるところで、皐月賞で勝負どころで置かれるのは致命傷になりかねません。消耗戦のようなレースになれば逆にプラスに働く可能性ももちろんあるので何とも言えないところですが。
2000に伸びる距離の問題もまだ残ってはいますが、このレースの印象だと問題なさそうで、2400でキレも要求されそうなダービーは別として、皐月賞までは十分狙えるという評価でいいのではないでしょうか。

3着クラリティシチーは自身が不器用な部分もあるのでしょうが不運が目立ちます。
今回も手応えはよく捲っていったのですが、あれだけ外を回してしまうと最後まで持ちませんね。ホープフルSでも同じような捲りで最後にはベルキャニオンにも差されるレースでしたが、どちらも3着には残しているあたりは能力の証明です。
皐月賞でもハマれば魅力がありそうな一頭ですが、中山2000で上手く立ち回れるかというと簡単ではないかもしれません。
重賞3着が2度目、500万でも取りこぼしていますので賞金はまだ400万、ダービーを目指すには皐月賞での結果が必要です。

2番人気で6着だったベルキャニオンはちょっと期待はずれの印象でした。
ホープフルSの走りや兄弟からも中山が全然だめというわけではないと思うのですが、位置取りも通ったコースも良くなかった事はあったにしても全く走らなかったですね。
これで皐月賞は当落線上あたりになりそうですが、この結果では厳しそうです。

まだ毎日杯は残っていますが、皐月賞のメンバーは大体見えてきました。
大混戦の非常に難しいレースになりそうですね。

参考・関連レース

若葉Sはアドマイヤデウスが差し切り勝ち。ウインフルブルームは2着

若葉S

1着 アドマイヤデウス
2着 ウインフルブルーム
3着 サウンズオブアース

人気のウインフルブルームが4コーナーで先頭を射程圏に入れ、早めの押し切りを狙うところをアドマイヤデウスが一気に差し切る快勝。

先行した2頭が2,3着という事もあって、アドマイヤデウスの末脚だけが抜けていましたね。
今回後方待機という形をとりましたが、これが良い結果に結びつきました。
ウインフルブルームという目標がいて、4コーナーから直線でもゴチャつく事がなかったこのレースを皐月賞でもできるかと言うと、全然別物になりそうではありますが、この結果や、皐月賞のペース想定からはやはりある程度後方からという形になりそうです。
アドマイヤドン産駒という事で、ダートにも可能性はありそうですが、今の中山はそれくらいでちょうどいいくらいの馬場になっています。皐月賞時の馬場がどんな状況かはまだ分かりませんが、急に良くなる事はないでしょうし、そういう意味では注目ですね。

2着のウインフルブルームはどうしても簡単に差されてしまいますね。
ここまでの2勝は4角先頭から後続を突き放す形ですし、今回も控える競馬でどうにかという狙いはあったのでしょうが、なかなか難しいですね。
皐月賞はバンドワゴンがいますので、やはり今回と同じような競馬になりそうです。
ただ今回の4コーナーから直線の入り方は、中山ならあれでいい気がします。今回はアドマイヤデウスが上手く差してきましたが皐月賞ではもっとゴチャつくでしょうし。
皐月賞でも連下には押さえておきたい馬ではありますが、勝つには少し足りない印象ですね。

ニュース・情報

プレイアンドリアルは皐月賞回避が正式決定

京成杯を勝ったプレイアンドリアルは右前繋靱帯炎の為、皐月賞を回避する事が決定しました。

繋靱帯炎発症の情報が出たのは2月頭くらいの時期で、回復はしているけど皐月賞には間に合わないという状況のようですね。
地方所属馬である事や、岡田オーナーの期待ぶりなどで色々と注目を集めているプレイアンドリアルの離脱は残念です。

今後はダービーを目標に青葉賞を使うかもしれないという予定のようで、現時点では休養が長引くような事はなさそうです。

ダービーには是非出てきてほしい一頭ですね。

 京成杯快勝後、右前けいじん帯炎を発症し、放牧中の川崎所属・プレイアンドリアル(牡=河津)が皐月賞(4月20日、中山)を正式に断念したことが12日、分かった。岡田繁幸オーナーが明らかにした。

 「脚元にまだ熱と腫れはあるが、今はほぼ引いた状態。とはいえ皐月賞は無理だろう」と同氏。ただ、患部は良化に向かっており、「あと1週間で乗り運動を始め、強い調教を再開できる見通し。ダービー(6月1日、東京)が大目標。間隔が空きすぎるとレース勘が鈍るので青葉賞(5月3日、東京)を使うのが理想」と今後の方針を示した。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2014/03/13/kiji/K20140313007762510.html

参考・関連レース

弥生賞はトゥザワールド!ワンアンドオンリーの猛追をハナ差しのぐ

弥生賞

1着 トゥザワールド
2着 ワンアンドオンリー
3着 アデイインザライフ

皐月賞と同じ舞台で行われるトライアルレース弥生賞は、単勝オッズ1.6倍に支持されたトゥザワールドが、ワンアンドオンリーにハナ差まで詰め寄られるも人気に応え快勝。

勝ったトゥザワールドは道中中団外から捲るような素振りを見せ、これでレースが早めに動く形となり後半5Fのロングスパートレースというようなラップになりました。
この流れを作りながらもトゥザワールド自体は一旦落ち着き、4コーナーで再度捲っていくと、直線では一気に突き放す脚を見せます。圧勝かと思うような抜け出し方でしたが、最後は止まってワンアンドオンリーにハナ差まで詰め寄られる辛勝。

皐月賞に繋がるかという観点だと、まず中山でこの走りが出来たのは大きいですね。
皐月賞は例年の傾向や今年の想定メンバーからも、前半はもっと流れるはずなので、その時にどう対応できるかという事になります。
この馬は黄菊賞で速い流れを押し切る競馬をしていますので対応はできると思いますが、黄菊賞は京都でのレースでしたし、弥生賞の詰め寄られ方を見ると最後の坂は課題になるかもしれませんね。

今回より厳しい流れを想定した時に、早め押し切り狙いで坂を踏ん張れるか、あるいはもう少し溜めた場合に今回2着のワンアンドオンリーや、皐月賞でも人気が想定されるトーセンスターダムとの末脚勝負がどうなのか、という点がポイントになりそうです。

2着のワンアンドオンリーは4コーナーで多少の不利があった中で最後まで良く伸びています。
トゥザワールドが最後脚が上がった分はあるにしても、この馬の終いも評価するべきでしょう。
皐月賞は器用さが要求される面もあるので、そのあたりは不安点となりますが、ハマればこの馬は非常に魅力的ですね。
ならダービーで、という部分も確かにあるんですが、ダービーは最近ではもっと軽い馬場になっているので、稍重でのラジオNIKKEI杯や、かなり時計のかかっている今回の中山でのパフォーマンスをそのまま信用できるかというと必ずしもそうではありません。
個人的にも非常に期待したい馬なのですが、父ハーツクライのようになかなか勝ち切れないような事になるかもしれませんね。
それとハーツクライ産駒は急に不調になってしまう事も多いので、順調に成長していってほしいですね。

3着アデイインザライフは前の2頭からは少し離される形での3着。
今回は前2走よりもかなり前での競馬をしていますし、この3着は前2頭とは現状で少し差を感じますがまずまずではないでしょうか。
皐月賞出走権をとれたので次は皐月賞という事になりそうで、中山2000が4戦続く事になります。
父ディープインパクトに母父サクラバクシンオーという血統からも中山も2000も合っているのか微妙ですし、今回544kgという大きな馬体も含めてまだまだ色々な可能性がありそうな馬ですね。