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混戦皐月賞の中心となれるか?スプリングSに挑むロゴタイプの評価は

17日(日)に行われるスプリングSは、混戦と目される今年の牡馬クラシック戦線、特に皐月賞を占う上で非常に重要なレースになりそうです。

2歳時から評価されているコディーノとエピファネイアが弥生賞でそれぞれ3,4着に敗れ、どちらも皐月賞でも人気はするでしょうが中心馬とは言えないような状況。かと言って弥生賞勝ちのカミノタサハラがそこまで人気するかと言うとこれも疑問です。
そして今回のスプリングSはコディーノを負かした2歳王者ロゴタイプが出走。ここで良い勝ち方をすればこの馬が一気に皐月賞の中心になりそうですね。

そのロゴタイプですが、朝日杯FSでは7番人気。直前のベゴニア賞はレコード勝ちをしていますが、札幌2歳Sではコディーノから0.7差の4着と大きく負けていて、伏兵扱いでした。
ところがレースでは速い流れを前々で進めて、差してくる断然人気のコディーノの追撃をクビ差抑える勝利。3着ゴットフリートとは2馬身半ありますので、この2頭が抜けたレースとなりました。

そこから3ヶ月の休養を挟んでスプリングSでの復帰となるわけですが、まず心配なのは距離ですね。
父ローエングリンは活躍馬がまだ少なく、距離適正の傾向はちょっと分かりにくいのですが、同じ父のゴットフリートは共同通信杯2着の後にはマイル路線を選択し、皐月賞をパスしてNZTからNHKマイルCに向かう事を決めています。
ロゴタイプの朝日杯FSであれだけやれる事を考えるとマイラーという感じも確かにありますね。
血統だけ見ればスタミナは問題ないのでしょうが、切れる脚がないので前傾ラップになりやすい短い距離の方が合うというイメージです。
そのイメージで捉えるのならスプリングS、皐月賞は前掛かりの展開になることも少なくないので、勝負になってもおかしくありませんが、ダービーは相当厳しくなるという見方はできます。

それ以前にそもそもロゴタイプは本当に強いのかという疑問もまだ残りますね。
朝日杯FSは確かに強い競馬ですが、過去に皐月賞で人気して勝っているような馬から比べると、2歳時の成績はやはり物足りません。
過去に朝日杯FSを人気薄で勝っている馬を参考にするならコスモサンビームやエイシンチャンプが近い感じですね。グランプリボスは父サクラバクシンオーで距離不安はもっと大きかったので少し違いますよね。
コスモサンビームやエイシンチャンプは皐月賞まではまぁ勝負になったといっても良いでしょう。
朝日杯を勝っていて翌年全く活躍できなかったという馬は少ないですが、ゴスホークケンのような例もあります。ただロゴタイプの血統背景なら長く活躍できそうですし、単純な早熟馬というのは考えにくいですね。

という事でスプリングSは今の中山の馬場や出走メンバーを見る限り、極端なスローからの上がり勝負は考えにくいので、勝負にはなるでしょう。
それがどのレベルで出来るかというのが見どころです。皐月賞で勝ち負けをと言うのであればやはりここは先行からきっちり押し切って勝ちたいですね。
逆にもし末脚比べの展開になれば脆い面が出る可能性はありますが、その場合は負けてもそれほど気にしなくていいのではないでしょうか。

ヘミングウェイ骨折が判明。秋の復帰を目指す

弥生賞6着のヘミングウェイは左膝の骨折が判明。秋の復帰を目指すとの事です。
初勝利までに2着を4回続けた馬ですが、ようやく勝った直後のシンザン記念では2着に健闘し、続く弥生賞もスタートで後手を踏みながら0.2差の6着で相手なりに走れる面を見せていただけに、この離脱は残念ですね。

秋の復活を目指すという事で、程度としては軽度な部類だと思いますので、秋以降の活躍に期待です。

弥生賞で6着に終わったヘミングウェイ(牡3=藤原英)は左膝の骨折が判明した。「来週、手術する。秋の復帰を目指したい」と藤原英師。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2013/03/08/kiji/K20130308005347660.html

メイケイペガスター、若葉Sに藤岡佑騎手で参戦へ

共同通信杯を勝ったメイケイペガスターは若葉Sを使うことになったようです。
皐月賞直行かもう1戦使うかというところだったので、見る方としてはもう1つ使ってくれるのはありがたいですね。昨年のゴールドシップのように共同通信杯から直行で皐月賞を勝つ例もありますが、基本的には3月のトライアルを使ってきた組がやはり優勢ですし、状態がいいのなら見せてほしいですよね。

共同通信杯でいい勝ち方をしていますし、若葉Sの内容次第では人気の一角を占めることになるかもしれません。

皐月賞で鞍上がどうなるかはまだ分かりませんが、ここは藤岡佑介騎手になるようですね。

共同通信杯を勝ったメイケイペガスター(栗・木原、牡3)は、皐月賞(4月14日、中山、GI、芝2000メートル)の前に若葉S(3月16日、阪神、オープン、芝2000メートル)を使うことになった。木原調教師は「賞金的には大丈夫だが、レース間隔を開けるより、詰める方がいいタイプなので使うことにしました」と説明した。レースでは藤岡佑騎手とコンビを組む。6日に栗東CWコースで1週前追い切りを行い、「柔らかく、クッションのいい馬」と、藤岡佑騎手は好感触だった。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20130307/pog13030705010001-n1.html

弥生賞制覇のカミノタサハラ、皐月賞は蛯名騎手とのコンビが決定

弥生賞を内田騎手で勝ったカミノタサハラは、内田騎手が皐月賞でコパノリチャードの先約がある事から鞍上が注目されていましたが蛯名騎手で決まったようですね。
弥生賞以外の3戦は全て蛯名騎手が騎乗していますので、手綱が戻る形になります。

国枝師、蛯名騎手、金子オーナーと言えばアパパネと同じ形ですが、再現となるでしょうか。

3日の弥生賞を勝ったカミノタサハラ(牡3歳、美浦・国枝厩舎)は、皐月賞(4月14日、中山、GI、芝2000メートル)で蛯名騎手とコンビを組むことが決まった。弥生賞で騎乗していた内田博騎手は、皐月賞でコパノリチャードの先約があった。

 国枝調教師は、「(2走前まで乗っていた)蛯名君にまたお願いします。腰の甘さがなくなってきて、いい状態で本番に向かえます」と話した。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20130306/pog13030612020017-n1.html

弥生賞はカミノタサハラが制覇。皐月賞は大混戦に?

弥生賞

1着 カミノタサハラ
2着 ミヤジタイガ
3着 コディーノ

エピファネイアとコディーノの対決が注目された弥生賞。人気もエピファネイア2.3倍、コディーノ2.6倍と一騎討ちの様相を呈していました。

レースはサトノネプチューンがまず出て、バッドボーイが続き、その直後の内にコディーノ、外にエピファネイアという形。枠順からも内内に入れたコディーノは比較的落ち着き折り合いがついている様子でしたが、外のエピファネイアはかなりかかり気味でビュイック騎手はなだめるのに一苦労。

3コーナーあたりでカミノタサハラが早めに仕掛け、抑えきれないエピファネイアも4コーナーで先頭に並びかける展開。内からはミヤジタイガも進出し、コディーノは最内でまだ我慢。
直線を向いてエピファネイアが抜け出し、ミヤジタイガが追いかけるその内からコディーノがここでゴーサイン。外からはもう一度カミノタサハラ。
折り合いを欠いた事が響いたのかエピファネイアは脚が鈍り、ミヤジタイガ、コディーノが交わしたところで外のカミノタサハラがクビ差差し切ってゴール。重賞初制覇と皐月賞への切符を手にしました。

勝ったカミノタサハラは3,4コーナーで捲り気味に仕掛けてからもう一度という底力を見せたレースでした。追い通しだった内田騎手もこういう乗り方はさすがですね。
印象としては現時点の馬の力を最大限引き出してどうにか勝ったという感じなので、皐月賞で同じレースが出来てもどうかというところですが、これが4戦目で初の重賞挑戦ですから皐月賞までにもう1つ強くなってくる可能性はありますね。混戦になった時に今回見せた底力は怖いです。
あとは今回の鞍上内田騎手は皐月賞ではコパノリチャードの予定。追える騎手を確保したいところです。

2着ミヤジタイガは10番人気の低評価ながら大健闘。結果的に枠順含めて一番いいところで進められた感じはありますが、コディーノを抑えたのは見事です。
中山も力のいる馬場も得意そうな感じで、皐月賞も同じような馬場なら先行できる馬ですし注意は必要かもしれませんね。

3着コディーノは今回の敗因としては最内で包まれて追い出しが遅くなった事なんでしょうが、皐月賞を見据えたレースとしては我慢させる事ができたのは収穫とも言えますね。悪い負け方ではないでしょう。
ただ直線も狭くなったところがあったとはいえ、あの形ならミヤジタイガは捕まえたかった気がします。
現時点では皐月賞の最有力候補でいいのではないでしょうか。

エピファネイアは折り合いが問題になってしまいました。皐月賞では福永騎手に戻りますが、折り合いを第一に考えた乗り方をする事になりそうです。
それでも今回0.1差の4着にはまとめていますので、力がある事は間違いありません。

注目の弥生賞。皐月賞へ向けてエピファネイアvsコディーノの見どころ

注目の皐月賞トライアル弥生賞が今週日曜日に行われます。
エピファネイア、コディーノと今年のクラシックの中心と目されている2頭がここで早くも対戦する事となり、皐月賞を占う上で非常に重要なレースとなりそうです。

まずエピファネイアですがここまで3戦3勝。前走ではラジオNIKKEI杯2歳Sを勝っています。
3戦とも内容としては完勝、全てスローペースからの瞬発力勝負といったレースですが、決め手は抜群のものを持っています。
逆に懸念としてもこのスローペースしか経験していない点で、皐月賞がそんなに遅いペースになる事は少ないですから、できればここである程度流れる展開を経験しておきたいところですね。
ただ今回も速くはなりそうもないメンバー構成です。

あとは父シンボリクリスエスがクラシックでは今のところ良い成績を残せていない点も気になりますね。
アリゼオやアルフレードなど早くから活躍した馬はいますが、クラシックでは結果を残せていません。まぁアリゼオとはだいぶタイプが違うようですし、アルフレードは距離の問題もあったので、エピファネイアとは本当に父が同じなだけという感じもしますね。
と言うよりはシンボリクリスエスの代表産駒サンカルロやストロングリターンなどを見ても、ちょっとこのエピファネイアだけが違う印象になります。

まだ3戦で似たような流れのレースしかしていないので分からない部分は多いのですが、名牝シーザリオからやっとまともに走れた一頭という事もありますし、母方の影響も大きいのかも、という印象を受けます。
母シーザリオの父スペシャルウィークっぽいと考えるなら、中山はどうなのかというところが注目ですね。

あとは福永騎手の騎乗停止の影響で今回はビュイック騎手に乗り替わりとなりますが、ビュイック騎手の中山の成績は他に比べて良くないですね。騎乗数自体が少ないので何とも言えませんがクセのある中山コースなので、多少は影響があるかもしれません。
エピファネイア自体は乗りにくい馬ではないと思うので、大きな問題にはならないでしょう。

対してコディーノですがこちらは4戦3勝。札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳Sと連勝し、1.3倍の断然人気で朝日杯FSへ挑みましたがロゴタイプのクビ差2着という結果でした。
外へ出した際に行ってしまったという事ですから、距離が伸びる弥生賞では折り合いは1つのポイントになりそうです。
血統的な距離適性としては父キングカメハメハに母父サンデーサイレンスですから大丈夫なんでしょうが、気性的な部分で東京スポーツ杯2歳Sや朝日杯FSと速い流れが続いた事もあり、弥生賞、皐月賞とどう対応してくるかが重要です。

朝日杯FS組は3着だったゴットフリートが共同通信杯2着、8着だったエーシントップがシンザン記念1着などがありますが、全体的には物足りない結果となっていて、朝日杯FSのレベルにも疑問符がつけられるような状況ですが、同レースで抜けたもう1頭のロゴタイプはまだ走っていませんし、現状では特に気にする必要はないと思います。

あとは藤沢厩舎は実績の割に牡馬クラシックに縁がないんですが、使い出しが遅かったり、この時期に数を使わなかったりというのが主な原因なので、コディーノに関しては関係ないでしょう。この馬で念願のクラシック制覇に向けて良いステップを踏めるでしょうか。

2頭に共通して言えることは共に2歳の時点でダービー出走の為の賞金はクリアしていますので、弥生賞はその名の通りトライアルとなります。
本番を念頭に置いてのレースをして、かつクラシックを勝つためにはある程度の結果もついてこないと厳しいですから、そういった観点で少しハードルを上げて2頭の対決を見たいですね。

共同通信杯はメイケイペガスターが快勝。2着はゴットフリート

共同通信杯

1着 メイケイペガスター
2着 ゴットフリート
3着 マイネルストラーノ

人気はラウンドワールド。続いて朝日杯3着のゴットフリート。マンボネフューと続き、ここも中心馬がいないような形でのレースとなりました。

レースはマイネルマエストロ、マイネルストラーノのマイネル2頭が飛び出し、マンボネフューとゴットフリートは好スタートから控える形。
メイケイペガスターはその後ろでしたが積極的に前へ進出し、2番手での競馬になりました。

直線に入るとマイネルマエストロは早々に一杯となり、マイネルストラーノ、メイケイペガスターが交わしていきますが、勢いはメイケイペガスターが完全に上。ゴットフリートもメイケイペガスターの直後から追いかけますが2着までで、メイケイペガスターが1馬身半の差をつけて快勝。
後方から追い込んだラウンドワールドは4着。直線内で進路がなくなる場面もあったマンボネフューは5着。

メイケイペガスターは強い競馬を見せました。この競馬なら皐月賞でも面白い一頭になりそうですが、横山典弘騎手がうまく乗った部分も大きそうで、トライアルでもう1戦見てみたい馬ですね。
東京コースで強い競馬を見せたフジキセキ産駒、という事ならNHKマイルCで見てみたい気もします。

2着のゴットフリートはNZTからNHKマイルCを目指すことになったようで、マイル路線で有力馬の1頭になってきます。

スローペースのきさらぎ賞はタマモベストプレイ、マズルファイヤーの先行馬決着

きさらぎ賞

1着 タマモベストプレイ
2着 マズルファイヤー
3着 アドマイヤドバイ

ゴールドアリュールやゴールスキーの半弟リグヴェーダが1戦1勝ながら1番人気に押されるも、人気はやや割れ気味。
レースはマズルファイヤーが先手をとり、バッドボーイとタマモベストプレイが2番手、リグヴェーダ、アドマイヤドバイ、ラストインパクトは後方からという流れ。
直線を向いても先頭はマズルファイヤーのまま馬場の良い外目を通り、そのすぐ外からタマモベストプレイが懸命に追う。マズルファイヤーもしぶとく粘るがタマモベストプレイがクビ差とらえて重賞初制覇。
粘ったマズルファイヤーが2着。後方から伸びたアドマイヤドバイが3着。
4コーナーで内を突いた人気のリグヴェーダは直線伸びず8着。

タマモベストプレイはシンザン記念3着に続いてきさらぎ賞制覇。派手さはありませんが距離を伸ばしながら4戦3勝の結果は立派です。
ただ今回はスローペースだったこともあり、距離適正の部分はまだちょっと分からないですね。兄弟の成績からも短いところになりそうな気はしますが、どうでしょうか。

2着マズルファイヤーも展開に助けられた面が大きかった印象で、次を見てからという感じです。

京成杯はフェイムゲーム。中山2000を連勝

京成杯

1着 フェイムゲーム
2着 アクションスター
3着 ケイアイチョウサン

直線を向いて先頭に立ったケイアイチョウサンを外から伸びたフェイムゲームが差しきって未勝利勝ちに続いての連勝で重賞制覇。
2着にはフェイムゲームとともに外から伸びたアクションスターが入り、先に抜けたケイアイチョウサンは3着。

雪による中止で一週間伸びた京成杯は未勝利勝ち直後の7番人気、フェイムゲームが勝つ波乱となりました。
デビューから2戦は8,5着とイマイチな結果でしたが3戦目の中山2000では0.4差の快勝。同じ舞台のここも勝った事で皐月賞も楽しみな一頭になりました。
バランスオブゲームの半弟で父ハーツクライと血統的にも良いですし、この後の成長にも期待ですね。
スプリングSから皐月賞を予定しています。

2着のアクションスターは中止延期の影響が大きかった関西馬ですが、前走のラジオNIKKEI杯2歳Sでは今年のクラシックの中心の一頭エピファネイアから0.4差の4着でしたし、ここでも力を見せました。
こちらは毎日杯を予定しているようですね。

オルフェ全弟リヤンドファミユが若駒Sを快勝。その後骨折が判明

若駒S

1着 リヤンドファミユ
2着 マイネルクロップ
3着 メイケイペガスター

オルフェーヴルの全弟リヤンドファミユが最内から抜け出しての快勝。

その血統からデビュー前から注目される存在でしたが、新馬、未勝利と悪くはないもののクラシックの期待を抱かせるようなレースは見せられず、ここでは新馬、500万と連勝してきたアドマイヤオウジャに人気を譲り2番人気での出走となりました。
馬場の内側が極端に良かったこの時の京都で、最内を通ってくる池添騎手の好騎乗もありましたが、鋭く伸びた差し脚はなかなかのもの。

さぁこれから、というところだったんですが後日残念ながら骨折が発覚。全治6ヶ月の診断という事です。